結婚式の中でも、新婦が両親への手紙を朗読するシーンは、感動的なハイライトの一つであり、多くのゲストの心を打つ瞬間です。今回は、そんな素敵な瞬間を演出するための選曲のポイントとおすすめ曲をご紹介します。
選曲のポイント
手紙の朗読の場面で一番大事なのは、新婦の発する声と言葉をきちんと両親に届けることであり、ゲストの方には、その気持ち、感動を共有いただくことです。あくまでBGMは場の雰囲気作りのための一要素であり、主役は新婦と、その声ということになります。
そのため、BGMは、音数が少なくシンプルなアレンジのバラードが最適になります。バラードだからといって、派手なアレンジがあるものや、スケール感のあるような壮大な曲は、新婦の声の邪魔をしてしまうので避けたいところです。
日本語の曲は歌詞に注意!
日本語の曲の場合は、歌詞にも注意が必要です。手紙朗読は両親への思いを伝える感動的な場面ですので、歌詞の内容も、その思いを表現したような曲がベストになります。思いにマッチしないような歌詞の曲だと感じた場合は、インストゥルメンタルやオルゴール曲、歌詞の気にならない洋楽などを検討するのが良いでしょう。
手紙朗読におすすめの曲
これまで紹介したようなポイントをもとに、おすすめ曲をご紹介します。どの曲もお手紙朗読の場面にはぴったりの曲ですので、ぜひ、参考にしていただけますでしょうか。
ありがとうの輪 / 絢香
「ありがとうの輪」は、絢香が歌う感動的なバラードです。この曲は、両親への感謝の気持ちを表現するのにぴったりなメロディと歌詞が特徴です。新婦が手紙を朗読する際に、この曲をBGMとして流すことで、感動の瞬間を一層盛り上げることができます。絢香の透き通った声が、新婦の感謝の気持ちと共鳴し、ゲストたちの心に響くことでしょう。
未来へ / Kiroro
「未来へ」は、Kiroroが歌う優しく希望に満ちた曲です。新婦が手紙を通して、両親への感謝だけでなく、未来への願いや希望を伝える場面では、この曲を使うと素敵な演出ができます。Kiroroの透き通った歌声とやさしいメロディが、会場に温かな雰囲気をもたらし、ゲストたちをも幸せな気持ちに導いてくれることでしょう。
家族になろうよ / 福山雅治
「家族になろうよ」は、家族の絆を讃える曲です。新婦が手紙を通して、両親との絆や家族の大切さを伝える場面では、この曲を選ぶとぴったりです。福山雅治の温かみのある歌声が、家族の絆を象徴し、ゲストたちに感動を与えることでしょう。曲の中には、家族として支え合い、共に歩んでいく喜びや幸せが歌われています。
手紙〜愛するあなたへ / 藤田麻衣子
「手紙〜愛するあなたへ」は、藤田麻衣子が歌う切ないメロディのバラードです。まさに両親への思いを綴った手紙をモチーフにした曲ですので、手紙朗読の場面にぴったりです。藤田麻衣子の優しい歌声が、感動と共感を生み出し、ゲストたちに深い感動を与えることでしょう。
Your Song / Elton John
エルトン・ジョンが歌う歴史的名曲です。愛する君がいる世界はなんて素晴らしいんだ、と歌い上げる純粋なラブソングですが、ご両親にも耳馴染みがあり、感動的な気持ちを高ぶらせてくれる曲だと思いますし、優しいピアノの音色と歌声が、会場中に温かな雰囲気を広げてくれることでしょう。
Yesterday Once More / Carpenters
「Yesterday Once More」は、カーペンターズが歌う懐かしいメロディの曲です。これまで新婦とともに過ごした日々を、まるで昨日のことのように思い出しているご両親には、きっと、この曲はぴったりと寄り添ってくれることでしょう。カーペンターズの美しいハーモニーとメロディが、会場にも温かい思い出と共に感動を運んでくれます。
The Rose / Bette Midler
「The Rose」は、Bette Midlerが歌う美しいバラードです。この曲は、愛や成長、困難を乗り越える力を歌った名曲であり、新婦が手紙を通して両親への感謝を伝える際に最適です。手紙の場面の曲として、洋楽では一番人気のある定番曲です。
新婦が両親への手紙を朗読する際に使用する曲は、感動的な瞬間を一層鮮やかに演出する重要な要素です。この記事では、様々な曲をご紹介しました。それぞれの曲には、家族への感謝や絆、未来への希望を歌った素晴らしいメッセージが込められています。ぜひ新婦の感情やテーマに合った曲を選んで、感動的な瞬間を作り出してください。
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